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児童虐待のご相談

児童虐待のご相談


厚生労働省によると、児童虐待は以下のように大きく4種類に分類されています。


(身体的虐待)

殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束するなど

(性的虐待)

子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にするなど

(ネグレクト)

家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなど

(心理的虐待)

言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)など

児童相談所での虐待件数の内容別件数の推移は次の表のとおりです。


 身体的虐待 ネグレクト 性的虐待 心理的虐待 総 数
平成29年度33,223(24.8%)26,818(20.0%)1,540(1.2%)72,197(54.0%)133,778(100.0%)

平成29年度中に全国210か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は133,778件(前年度比11,203件増)
で、これまでで最多の件数となっていると発表しました。


相談が過去最多なのはどうして?

厚生労働省は、最多の理由をこのように指摘しています。
 
  ①心理的虐待に係る相談対応件数の増加
  ②警察等からの通告の増加


心理的虐待とはどんなこと?


夫婦間のDVを見せられる面前DVや暴言、威圧的な言動、無視などの心理的虐待のことです。


心理的虐待が増えた理由は?

身体的暴力は、「しつけ」ではもはや通用せず、傷害事件として逮捕される可能性があるからではないかと推測されます。

暴力という手段が少なくなっても(無くなっても)、支配者の支配性が変わることはありません。

なので、虐待の方法を変えてきた、ということなのではないかと推測されます。


心理的虐待が招く深刻な問題

心理的虐待をされていても、傷害事件とならないため、警察が関与することは現実的には難しいことから、虐待を外から発見しずらく、家庭の中で埋もれながらどんどんエスカレートして、複合的に深刻化していくものと思います。

子どもよりも知恵のある大人が子どもを洗脳するのは簡単です。

家庭という密室で、支配者である親は、子どもに対して、日常的に怒鳴ったり、無視をしたり、荒々しく物音をたてたり、その態度行動で自分の感情をぶつけ、容赦なく子どもに恐怖を与える。

言葉巧みに、しつけと称して「お前が悪い」「お前が怒らせているんだ」などと、人格否定をされ続けられると、されている側は、虐待されているという認識を持ちづらく、『自分が悪い』と思い込み、自分に自信が持てなくなります。

そして、恐怖に支配された子どもは、感情を押し殺し、常に親の顔色を伺う生活を余儀なくされてしまいます。


「虐待」と「しつけ」はどう違うの?

「虐待」と「しつけ」の違いは、そこに人格否定があるかないか、です。

「しつけ」は、起こった問題に対し、なぜそれがいけないのかを子どもに分かりやすく説明することです。

「虐待」は、起こった問題にいらだった親の感情を容赦なくぶつけるだけでなく、それに加えて子どもの人格を否定することです。「だからお前が悪いんだ」「お前はいつも・・だ」「お前が怒らせているんだ」などと、圧倒的な力を持つ親が、子どもの人格を否定する言葉を感情をあらわにして攻撃することです。

恐怖を与えて従わせる、これはDVと全く同じメカニズムです。

ですので、DVのある家庭には虐待あり、と考えられています。

虐待をするのは、誰が一番多いいの?

虐待者別はこのとおりです。

  ①実母 38,224( 57.3%) 
  ②実父 19,311( 29.0%)  
  ③その他  4,478( 6.7%) 
  ④実父以外の父  4,140( 6.2%) 
  ⑤実母以外の母   548( 0.8%)


また、平成28年度の虐待による死亡人数(心中以外)は49人で、死亡した子どもの年齢は0歳児が32人と最も多く高い割合を占め、その中でも月齢「0か月」が16人でした。
主たる加害者は実母が最も多い30人で、全体の61%を占めています。
   

虐待のイメージは、実父、継父などが多いとイメージされる方もいらっしゃると思いますが、実際は「母」が「子に」というケースが多いことが明らかです。


どうして母親が多いいの?

一番子どもと接する時間が長いということもあると思います。

サポートが得られないで一人で子どもを見なければならない方もいるでしょうし、慣れない育児でイライラしたり、ストレスを感じたりすることもあるでしょうし

ストレスなどが高じてうつ病や育児ノイローゼになる方もいるでしょう。

そして、こういった原因とは別に、統計上は、DVは3人に1人が経験していることから

父が母に対してDVがあるとすれば、母はDVを受けた怒り、悲しみ、不安などの負の感情を消化できずに、それらの感情を今度は自分よりも弱い立場の我が子に向け、自尊心を満たそうとして虐待をしてしまう、ということが考えられます。


虐待は止められるの?


虐待は止められます。

でも、自分だけでは難しいと思いますので、サポートが必要です。

もし、子どもに虐待をしてしまう、子どもが虐待をされている、DVをしてしまう、DVをされているということでお困りの方。

虐待もDVもどんどんエスカレートしていきます。

私もDVを受けていました。それは後になって分かったことで、私があのときもし気付いていたら、酷いことが次々に起こり、親や兄弟に迷惑をかけずに済んだと本当に後悔しています。

私のプロフィールへ

心理的虐待は、心の殺人とも言われており、子どもの人生を狂わせてしまう可能性のある、本当に罪深い問題です。

もしよかったら、ご連絡下さい。これからの人生を平和で明るいものになるよう一緒に考えていきましょう。









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